地元のJEF市原
サッカー:J1 ジェフ千葉、臨海競技場の公式戦中止へ
市原「切り捨て」 /千葉
◇地元ファンから反発も
サッカーJ1の「ジェフユナイテッド市原・千葉」(ジェフ千葉)のホームタウン、市原市の市原臨海競技場(同市岩崎)でJリーグ公式戦の開催ができなくなる見通しとなった。「市原」から「千葉」に変更した呼称問題同様、これまでチームを育ててきた同市にとっては事実上、「切り捨てられる」形となり、地元ファンからの反発も起こりそうだ。
ジェフは、Jリーグが開幕した93年から市原市をホームタウン、同競技場をホームスタジアムとして年間平均約20試合を行ってきた。しかし、観客動員数が低迷したため、Jリーグは隣接する千葉市との広域化を決定。03年3月に千葉市もホームタウンになり、04年5月に「ジェフ千葉」に呼称を変更した。
市原市は呼称変更で「一方的な決定」と反発したが、最終的には「クラブが県外に流出する事態になっては仕方ない」などと、変更を受け入れた。
◇佐久間市長がJリーグに不満
昨年10月、千葉市中央区に、もう一つのホームスタジアム「フクダ電子アリーナ」が建設され、同競技場での試合開催が始まった。本来の予定では、市原臨海競技場の改修工事終了後の来年4月以降、両スタジアムで公式戦を行う約束だった。
佐久間隆義・市原市長は29日の記者会見で、「呼称問題で市民(の怒り)は爆発している。ガス抜きはできている」とJリーグに対し「皮肉」気味に話した。Jリーグ広報部は「将来的に基準を上げると話しただけ。市原だけの問題ではなく、Jリーグ全体で競技場の環境を見直す」と説明する。【中川紗矢子】
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