« 華麗なる技の秘密 | トップページ | 90分の番組?? »

マラソンやってた模様

http://www.sanspo.com/sokuho/1119sokuho018.html

土佐が初優勝!尚子は失速3位 東京国際女子マラソン

ゴールする初優勝の土佐礼子=国立競技場

ゴールする初優勝の土佐礼子=国立競技場

ゴールする2位の尾崎朱美=国立競技場

ゴールする2位の尾崎朱美=国立競技場

表彰式で笑顔を見せる(左から)優勝の土佐礼子、2位の尾崎朱美、3位の高橋尚子の各選手=国立競技場

表彰式で笑顔を見せる(左から)優勝の土佐礼子、2位の尾崎朱美、3位の高橋尚子の各選手=国立競技場

 東京国際女子マラソンは19日、来夏の世界選手権(大阪)の代表選考会を兼ねて国立競技場を発着点とするコースで行われ、アテネ五輪代表の土佐礼子(30)=三井住友海上=が、2連覇を狙ったシドニー五輪の金メダリストの高橋尚子(34)=ファイテン=との一騎打ちを制し、2時間26分15秒で初優勝を飾った。しかし、日本陸連が定めた来年夏の世界陸上選手権(大阪)代表条件だった2時間26分は切れず、代表決定は持ち越しとなった。

 レースはスタートから積極的に飛ばした土佐を高橋が追走する形で展開。27キロすぎで優勝争いは2人に絞られ、土佐が31キロすぎから高橋を徐々に引き離して逃げ切った。

 尾崎朱美(資生堂)が2時間28分51秒で2位に入り、終盤に失速した高橋は2時間31分22秒で3位に敗れたが、レース後の記者会見で「引退はない。北京五輪まで挑戦したい」と話した。高橋が日本人選手に敗れたのは初マラソンの1997年の大阪国際以来、2度目。

 (スタート時雨、気温10度、湿度66%、東北東の風1・5メートル)

◆土佐礼子の話 

「今回は勝ちたいという気持ちが強かった。(高橋尚子との一騎打ちは)気にせず、自分のリズムで走ることだけを考えた。後半は向かい風と寒さがきつく、体がなかなか動かなかった。優勝できてとてもうれしい」

◆鈴木秀夫・三井住友海上監督の話 

「作戦通りのレース展開だった。土佐は条件が悪いほど頑張れる。前半からのペースを維持し、後半もよく粘った。2時間26分を切れなかったのは惜しいが、この悪条件では仕方ない」

★土佐、高橋の圧力に動じず-悪条件「このまま逃げろ」

 後ろを1度も振り返らなかった。土佐は自分のリズムで走ることに集中できていた。スタートから背中にピタリと付いてきた高橋の存在は「沿道のQちゃんへのすごい声援で分かっていた」。だがそんな圧力にも動じず、ペースを維持して押し切れる強さがあった。

 一騎打ちの展開で勝負を分けたのは31キロすぎ。「ペースを上げたわけではない」と言うが、高橋との差がみるみる広がっていく。独走態勢になった終盤の上り坂は「このまま逃げろ!という気持ちだけで走った」。後半は向かい風で雨脚が強く、寒さも体を襲った。だが鈴木監督は「悪条件になるほど頑張れる」と心配していなかった。競技場でゴールする時は手がかじかみ、サングラスも外せない状況だった。

 アテネ五輪で5位に入賞した後、相次ぐ故障に悩んだ。ブランクを乗り越え、4月のボストン・マラソンでは持ち前の粘りを発揮して3位。今季は故障もなく、中国・昆明の高地合宿で「泣きながら走った」と言うほど練習を積めた自信が力強い走りを支えている。

 高橋と前回対決した2000年の名古屋国際は、まだ無名に近い存在だった。だが約6年半の歳月を重ね、土佐は結婚もして着実に成長した。この日、日本陸連が定めた2時間26分こそ切れなかったが、来年の世界選手権(大阪)代表の座は確実。北京五輪を集大成にする30歳は「常に先を目指して頑張りたい」と、穏やかな笑みで言い切った。

★29歳伏兵の尾崎が会心の走り「高橋が見えて元気が出た」

 マラソン2度目、29歳の伏兵の尾崎が「土佐vs高橋」のマッチレースに割って入った。1度は2人に大きく引き離されたが、終盤ペースが落ちた高橋をとらえ、39キロすぎで2位に浮上。「寒くて体が硬くなっていたけれど、前(高橋)が見えて元気が出た」と、会心のレースを振り返った。

 節目を迎えていた。順大から2000年に、中距離選手として資生堂に入社。長距離に移行していく中で順調に力をつけ、ことし3月の名古屋で初マラソン。2時間38分4秒で18位だった。だが今回は、来年3月に結婚を控え「(今回が)最後のレースになるかもしれない」と臨んだレースだった。

 「すごく自信になりました」と尾崎。自分に自信が持てなかった迷いを吹き飛ばした。川越監督は「力はある。これでやる気になってくれれば」。飛躍への転機を予感しているようだった。

|

« 華麗なる技の秘密 | トップページ | 90分の番組?? »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事