国民の敵 朝日新聞&購読者
【産経抄】
新聞の売り物は良心と正義であると、コラムニストの山本夏彦さんは皮肉った。悪人をお白州に引っ張り出し、背中の桜吹雪の彫りものをグイと見せる。「そこになおれ」と見えを切るのは新聞の快事である。ただ、新聞、雑誌はドラマの北町奉行とは違うから、事実の裏付けがなければただの虚報だ。
▼朝日は例によって良心と正義を振りかざし、安倍首相たたきに走る。「週刊朝日」は走りがすぎて、長崎市長銃撃事件の発生と首相秘書のトラブルが関係するような記事を掲載した。あれこれ書いたうえで、「事件の背景はやはり奥深く、いまだ全貌(ぜんぼう)は見えない」とあやふやに結んだ。
▼実質1ページ半の記事なのに、広告は銃撃事件と秘書との「接点」を突き、「背後にある『闇』」として政治の関与を印象づける。さすがの安倍首相も、「言論によるテロ。報道ではなく政治運動ではないか」と怒り心頭に発した。
▼朝日は反論するのかと思ったら、小さな新聞記事でお茶を濁す。よく見ると、後ろに5行ばかりの「広告の一部でおわび」があった。もっとも安倍首相が反論すれば、読者の購買意欲を刺激し、週刊誌が売れる。かくて、良心と正義の裏はソロバン勘定に通じる。
▼首相対朝日のバトルは2年前にさかのぼる。日本軍の慰安婦問題を取り上げたNHKの番組が、政治的圧力で改変されたとかみついた朝日の記事掲載以来になる。このとき、首相は「悪意と捏造(ねつぞう)」だとして事実の立証を求めた。
▼悪意ならメディアは信頼性を失う。小欄は「週刊朝日」が報じた関西テレビの「あるある大事典」のインチキ掘り起こしを評価するものである。だから、事実なら「がんばれ朝日」だし、あやふやなら「あやまれ朝日」なのだ。
(2007/04/26 05:01)
TODAY1∞ 今朝の産経だが、朝日新聞のこういった体質は全く変わっていないので、そんなモンだろうくらいにしか思っていないが、おとついの時点では、てっきり週刊現代だろうと思っていたが、週刊朝日のことだとは昨日知った。
まあ売上を伸ばさんために捏造してでも注目を浴びたい三流週刊誌、現代ならば、ああまたか・・・という東スポ的な楽しい見方も出来るが、なんたって知的レベルの高いインテリ読者が多い(と朝日は自画自賛)する朝日の週刊誌である
有名高の合格者を掲載する企画でしか購読者を増やせないこの週刊誌・・・
これをキッカケに廃刊になれば・・・・・・それはちと寂しいか、いずれにせよ美味しい東スポ的週刊誌ではある・・・・んなこと言ったら東スポが怒るか??@@
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