がんばれ吹奏楽部&チア
自殺した明治大学応援団の元部員が、部の活動中に上級生から暴行を受けていたことが明らかになり、今年1月に所属していたリーダー部が解散。応援団が新体制となって初めて迎える東京六大学リーグ(対東大戦)の試合が19日、神宮球場で行われた。
応援団はもともとリーダー部と吹奏楽部、バトン・チアリーディング部の3部で構成。リーダー部は詰め襟の学生服姿で大声を張り上げ、スタンドを盛り上げる中心的存在だった。応援団長も代々リーダー部員が務めていたが、解散を受けて吹奏楽部の田子洋光さん(21)が新団長に就任。春合宿で、相手校とのエール交換などの特訓を受けた。
この日、一塁側の明大応援席は学生やOB、付属高の新入生らが駆けつけ、ほぼ満席。不祥事を受けて、受け継がれてきた「団旗」はスタンドから消え、代わりに“新生応援団”のシンボルとして大学から贈られた「校旗」が翻った。
「校旗を掲げる旗手は一人に決めず、団の幹部が順番に務めることにしました」と田子団長は新応援団の方針を説明。さらに昨秋のリーグ戦では自粛していた、団長が両手を広げて拍子(テク)を取る応援が復活した。「昨秋は『スタンドに(活動自粛中の)リーダー部員がいる』と誤解されてはまずいので、やめていました。しかしエールの交換でテクを取らないと、相手校に失礼だと思って復活させたのです」(応援団関係者)。
http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/080419/bbl0804191842005-n1.htm
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