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静岡の空襲 2003年3月12日の受信メール

静岡のK塚さんからのメール(2003年3/12受信分)

静岡の空襲

確かに東京大空襲は凄かったと思います、これは一点を集中的に攻撃された為で、私の田舎浜松近辺では規模は小さくても空襲は毎日有ったように思います。 

 私も機銃掃射を食らった覚えも有りますし、逃げ場の無い田んぼ・畑で沢山のお百姓さんがやられたのを見ています。一番の狙いは、浜松には、輸送の主体となる汽車を作る「こうきぶ」(今も新幹線作ってますが)が有ります。

 輸送を絶つには「天竜川」の様に大きな川=「橋」が有ります。浜松の航空自衛隊はご存知と思いますが、その他「浅羽」「そでうら」等飛行場が有ります。浜松で落とし残った爆弾は、機体を軽くする為とかで、磐田駅周辺に捨てます。

 駅近くの我が家周辺にも、(誤爆か?いいえ、爆弾は、風で飛行機の真下には落ちません!)防空壕のふたが吹っ飛んだり、爆弾の破片が家の中にぶっ刺さる。40メートル程先の家では防空壕の入口が埋まり生き埋め。

 3軒先の「薪屋」に焼夷弾が落とされた(台所)時はオレの親父が、「素手で」道へ・・・・そう、機銃掃射で沢山やられた時、病院内では無く、病院前・橋の上・麻酔なし・元軍医様が手当てしているのを・手当てを待つ沢山の人を・見た。

 東京大空襲だけが凄い訳じゃあありません。浜松・艦砲射撃も凄かったですよ。小さい時の事ですが、今でも覚えています。B29なんか、見なくても爆音でわかりましたね

ホンモノの爆弾は

テレビ・映画・の爆弾は、破裂=人が大声上げて飛ばされる、近くに居た主役は、物陰に身を寄せカンイッパツ助かる。こんなふうですが。
 実際は、爆発した破片が、四方八方散らばります、破片は10~30センチ程度の大きさで、細長に砕け、カミソリみたいに良く切れ、カーブ・シュート・ドロップ・ブーメラン・見たいに飛び交います。

 助かる人も居たかも知れませんが、物陰に隠れても、カーブ・ブーメランにやられます。「空襲警報発令!」と共に防空壕に入り、顔は絶対出さず、破片を避けました。

 当時、破片の事を、別の呼び名で言っていたと思いますが・・・ナンセ昨日どころか今日食べた物さえ忘れる歳になりましてね。でも、爆弾穴を見たら今でも5トン爆弾か否かぐらい、わかるかも?ね。

機銃掃射は?

機銃掃射ですが、今の飛行機で想像しないで下さい。おそらく保坂氏のVマックスより遅いかも?。反激されない田畑ではメチャクチャ低空で、操縦士の顔がハッキリ確認出来ました。墜落して来たら、竹槍で「ブッ殺す!」そう思いました。
 

TODAY1 ∞ 昔、USAバイクツーリングに出かけた時に知り合った、静岡の故Kさんのメール

(Vマックスとは、今は亡き私のバイク、逆輸入した、VMAX-1200の事)

Kさんにも瞑目合掌

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