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旧吉田邸 

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大磯の吉田、2012年度にも一般公開へ

有料での一般公開が予定されている吉田

 神奈川県は、大磯町にある吉田の2012年度からの一般公開を目ざし、来年度から周辺を含めた公園整備事業を本格化させる。

 政財界の大物が「大磯参り」と称して足しげく通うなど戦後政治史の重要な舞台となった邸宅で、県は「歴史的価値が高く、後世に残していきたい」としている。

 吉田は、ワンマン宰相と称された吉田元首相(1878~1967年)が1951年、外国の要人を招くために建てた。約3ヘクタールの敷地に、総ヒノキ造りの数寄屋風木造2階建て邸宅や、池の周りに松やツツジを植えた日本庭園があり、「吉田御殿」とも呼ばれた。79年には大平正芳首相とカーター米大統領の首脳会談も行われた。

 現在は一般公開されておらず、大磯町が開く見学会や、吉田元首相が亡くなった後の69年から所有する西武鉄道(本社・埼玉県所沢市)による見学ツアーで見られる程度だった。

 邸宅部分は西武鉄道から寄付されるが、約3ヘクタールの敷地は県が買収して整備し、2011年度に庭園を公開、12年度から邸宅を一般公開したい考えだ。県は地元の大磯町や有識者も含めて整備方針を検討しているが、庭園は無料で公開、邸宅は有料とする方向という。

 整備は、国道1号を挟んで隣接する県立大磯城山公園(約7ヘクタール)との一体化を目指す。三井財閥の別荘跡地にあり、豊かな自然が残る大磯城山公園と行き来しやすいように連絡路も設ける。

 邸宅は耐震工事など補修が必要なほか、新たな駐車場の整備や松食い虫による被害がみられる松林の復元なども必要で、総事業費は約45億円を見込んでいる。

 県は「大磯城山公園と合わせて、歴史と文化、自然がそろった公園にしていきたい」としている。

(2009年3月3日07時00分  読売新聞)

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