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ACの治療のため、76年前へ

アダルトチルドレンなんていうとアレだが、

軽度のアル中治療のためにタイムスリップして元を立つ

コネタマ参加中: タイムマシンがあったら、どの時代に行きたい?

酒を飲まなければいい人なのに・・・・

なんてのは落語の世界でなくても、実際によくある話で、酔いが回ってくるにつれ、だんだんと性格が表れてくる人間なんて、飲み屋に行けばいくらでも観察することができる。

うちのオヤジも、そんなで、日本酒を8合以上飲んだあたりから、急に目がすわり、だんだん人に絡む陰湿なスタイルに変身する。

夜、村の寄り合いで飲んで泥酔して帰ってきては、オフクロに延々とヤツ当たりをする、オヤジの酔っ払い声を、小学校低学年の頃まで、布団の中でよく聞いたものである。

襖を隔てて一部屋通して聞こえてくるソレはもう、子供ながらに不快で、苦痛で、とてもイヤな時間だった。

いつまでも、酔った勢いで陰に籠りグダグダ、愚痴をこぼすオヤジ、それに対してなんら口答えもできない(答える語彙もない・・・が正しい)オフクロを見つつ、こんな大人には絶対になるまい・・・・と、その頃から思っていた。

それにまた輪をかけて大酒飲みだったのが、死んだジイさんで、こちらは、飲むと大声で「♪星影のワルツ」なんぞを歌いだすタイプで、明るい酒?だったように思う。

そんな大酒飲みのジイさんとオヤジなのだが、これが実に仲が悪かった!!

なんだかお互いに、いつも敵対している風で、変な親子だなあと、子供ながらに思っていたのだが、後に、私が大人になり、ジイさんオヤジをも凌ぐ大酒飲みに成長したころ、その秘密を死んだバアちゃんから聞かされて、どうしてなのかようやく分かった。

死んだジイさんは、うちのオヤジのママ父(そいいう表現をするのか知らないが??)だったのだ。 よく、ママ母にいじめられた子供の話は聞くが、男親に苛められて育った農家の子供だったようだ。

その経緯はこうだ。

農家の長男の元へ近所の村から(歩いて20分くらい)嫁いだ、バアちゃんは、第一子(うちのオヤジ)を出産する(昭和8年5月)

しかし、不幸なことに、何日か後(後なのか先なのかはよく聞いていない)に、長男(オヤジの父)は病気で死亡(流行りの病だったのか?何なのかは知らないが、オヤジにはなんらかの抗体が遺伝子に残っているそうな?)

昔の農家の事である、後家さんになるなんてのは無かったようで、当時、独り者だった、弟(死んだジイさん)がバアちゃんを貰うことになる。

つまり死んだ兄きの女房と結婚、そして3人の子供に恵まれる。

ジイさんのオヤジに対する隠れたイジメがどんなモノであったのかは、タマにオヤジが酔って口にするのを何度か聞いているが、事情を知っている村の方々は、当時のオヤジに同情してくれていたようである。

そんなオヤジも農業高校を出て、青年団に入った時点で酒を覚え、ストレスを酒の力を借りて発散する・・といった感じで耐性(酒)が強くなっていったモノと思われる。

そして生まれたのが初孫の私。 それはもう、バアちゃんの喜びようは凄かったらしい(まあ、当たり前だが)。

よく、両親の愛情を受けてスクスク育つ子供・・なんてのが一般的だが、うちの場合は(まあ全国の農家がそうだと思うが)、両親は終日畑で働き、オフクロはおさんどんで忙しいから、典型的なバアちゃん子である。

(バアちゃん子は三文安い・・と言うが、確かにそうかも知れない)

いったい何の病気で死んだのかは、知らないし、今後も詮索をすることもないが、不治の病ではなかったろうし、現代医学でもってすれば、ワクチンで治る病気だったのではないかと思う。

今、タイムマシンに乗って過去に戻れるのだとしたら、オヤジの誕生日に溯り、オヤジのオヤジにワクチンを届けてやりたいと思う。

そしたら・・・・・。

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