ゲオフッィトネス神田・存続が決定!!
ギオフッィトネス神田・存続が決定
埼玉県川口と千葉県浦安で会員制スポーツクラブを運営する、サップルスポーツクラブPAL(本社:川口市)は、26日、経営再建中のギオフィットネスの筆頭株主となり、今年9月一杯で閉鎖が決まっている、ギオフッィトネス神田を新たに、ダンススタジオPALとして存続させると発表した。
20年の歴史を持つものの、会員数減少による売上減少、老朽化による修繕費・オスミルズ等の設備更新費の増加等での経営圧迫により、営業の継続が困難となった神田店だが、都内の一等地というロケーションに加え、室内運動設備等、どこのクラブでもあるような設備を一切撤去し、ダンス専門の施設に改装することで、集客は可能と判断した。
現在の店舗6階の2スタジオは、そのままバレエ・ジャズダンス・ヒップホップ・空手等のスタジオとし、5階フロワー(現在マシンジム)は一旦撤去し、床の防音対策とリノリウムを敷き、都内では一番大きなタップダンススタジオに変身させる。
また5階の窓際は会員らのラウンジとし、サッポロ黒生、グラスワイン等の販売も行い、タップスタジオをサルサのイベント会場としても貸出しサルサファンの集客も狙う。
現在の川口、浦安に加えて、東京(神田)での3店舗の展開となるが、神田が軌道に乗った時点で、町田店の再開も視野に入れる。
男は黙ってサッポロビール
「支援企業が決まらないと命取りになる」
今春以降、ギオフィットネス経営陣は焦りを強めていた。 鳴り物入りで導入したオスミルズの不人気、質の高いダンスを求める会員らのプログラム変更への不満、同業者への売却計画も頓挫(とんざ)。
不採算店を自力で閉鎖せざるを得なくなり、資金支援をしてくれる企業が必要になっていた。
以来、同業他社との交渉を続けてきたが、経営陣と経験の浅い現場の意見が一致しないこともあり、旧経営陣・旧スタッフの復活も検討されたが、5月半ばに、思わぬホワイトナイトが現れた。
ここから1カ月余りで交渉をまとめたが、今日、26日の株主総会で報告したい経営陣にとってはギリギリのタイミングだと言える。
M&A
ホワイトナイト
「白馬の騎士」の意。買収される企業にとって友好的な第三者(企業)のこと。
自社株を買収してもらうことでキャスティング・ボートを握ることができる。
発行済み株式総数の1/3を確保できれば拒否権を行使することもできる。
買収する企業に逆買収をかける(パックマン・ディフェンス=後述)場合もある。
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