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高齢新人類と高齢独身者

会社から歩いて東京駅に向かう途中の丸善書店までの距離は、およそストロングチューハイを二本ゆっくり飲みきるくらいの距離だが、先週買った、崖っぷち高齢独身者(樋口康彦)を今朝から読み始める。

イキナリの書き出しから・・・・ああ、それってオレじゃんか@@と電車内でニヤニヤしつつ読むが、開いた本の左上にタイトルが出ているので、後ろに立つヤツに・・・

「なんだ、このオッサン、こんな本、読んでやがら・・・」

なんて思われるのがイヤでコソコソ読むが、けっこう面白い。

さて、高齢で思い出したのが、かつて一時期はやった、高齢新人類・・

それっていつ頃だったかいな??と、ググれば、私の過去ページもヒットしたんで、そこから転記・・・・・

1999年の6月だから・・・・ちょうど10年まえ・・・

10年経った今・・・・高齢新人類は死語となっているようだ

あと10年経ったら・・・・???


以下 1999年6月16日のホームから

                               
高齢新人類の登場
  • 隅田川さんの大磯小磯、なんでも経企庁が「こうすれば日本の生活は楽しくなる」という報告書をまとめたようで、内容は、二十年後には高齢新人類が楽しい生活をリードすると指摘してるそうな。

                
  • 以下ちょっと引用が長いけど、久々に面白かったので、抜粋

                
  • 普通、高齢社会というと、「孫の成長を楽しみ、縁側でお茶をすすり、運動はゲートボールをするだけの高齢者」、、がたくさん居る社会を思い浮かべるが、これは暗黙のうちに「現在のような高齢者が増える」、、という前提で、つまり高齢者の質の変化を考慮していない

                
  • その質の変化を見るには、現在の年代別行動様式の変化を「年齢の差」と見るか「世代の差」と見るかで大いに異なって来る、、、、、、云々

                
       

要するに

       
  • 今の現役世代は、ゲートボールよりテニス、民謡よりロック、手紙よりもメール、とげ抜き地蔵よりもお台場を好む、、、、、、そんな連中が高齢者になると突然民謡を歌い出すとは考え難く、ロックの好きな高齢者になると考えるのが自然である。

                
  • 故に、現在の現役世代が高齢者になった時には、テニスコートで汗をかき、ロックコンサートにも若者に混じって高齢者が踊りまくる、、、、そして、ゲートボール、民謡は絶滅しそうになり、とげ抜き地蔵周辺の土産屋は軒並み倒産、、、、、そんな展望が描かれる

                
  • 、、、、、 んだそうで、そーかも知れんなと思ったのだ。そう、ちょうどストーンズのコンサートに40代が熱狂するようなもんで、そんな連中(俺もだけど、、)にとっ ては、あと20年経っても、やっぱり、♪ブラウン・シュガー♪のドンパチ・リズムは永遠な訳で、初めて聞いたこの言葉、高齢新人類、なかなか響きもいいし、流行るかも??

                
  • 20年後、どうなんのかな??、、、

                
       
今日の日経、大磯小磯より

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