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スパコンのノーベル賞受賞 浜田・長崎大助教ら

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20091120AT1D2007C20112009.html

ゴードン・ベル賞に浜田・長崎大助教ら 高性能スパコン実現
 米電気電子学会は長崎大学の浜田剛テニュアトラック助教(35)を中心とする研究グループに、優れた科学技術計算の研究成果に贈る今年の「ゴードン・ベル賞」を授与した。画像処理に使う、GPUと呼ぶ汎用の演算処理装置を並列につなぎ、超高速コンピューターの性能を実現した成果を評価した。

 浜田テニュアトラック助教のほか、理化学研究所、英ブリストル大学、電気通信大学、慶応義塾大学の研究者が受賞した。256個のGPUを並列につなぎ合わせて動かし、1秒間に42兆回の計算処理を可能にした。星の動きを計算する天文学分野の研究などに役立つという。

 ゴードン・ベル賞はスーパーコンピューター分野のノーベル賞ともいわれる。日本チームの受賞は2006年の理化学研究所などの受賞以来、3年ぶり。(20日 23:01)

ゴードン・ベル賞

提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ゴードン・ベル賞 (IEEE Gordon Bell Prize) は、並列計算技術の向上を目的として、IEEE Computer Society にて運営され、その年にハードウェアソフトウェアの開発において最高の成果をあげたプロジェクト及びそのメンバに付与される賞である。毎年11月に開催される US Supercomputing Conference(SC)にて表彰式が行われる。

計算機設計者として著名なゴードン・ベル (Gordon Bell) が並列計算技術の推進のため1987年に創設。 並列計算機を実用的な科学技術計算に応用し、その年にもっとも優れた性能を出したプロジェクトとその関連した人々に与えられる。 複数の部門があり、応募があったものの中から審査で受賞者が決まる。

受賞国はHPC産業の盛んなアメリカ合衆国日本に集中している。

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