民主党の中国旅行
裏金献金・事務所費問題などで注目が集まっていた中、訪中のため離日していた小沢だが、その帰国直後2009年12月15日の定例閣議後の会見において、白く巨大なガーゼと絆創膏を額と頬に貼った状態で登場した。
また、非常にやつれた顔であったことから容貌の変化が目立っていた。
これについて複数の記者から「どうなさったのか」と何度も質問されたが、その度に「大したことじゃない」「何でもない」という言葉を連発し、ガーゼや絆創膏を貼っている理由をかたくなに説明しなかった。
そのため、報道各社により、絆創膏を貼っている理由をことさらに探られたうえに、事務所費問題に続いてここでも誠実な回答を行なわなかったとして、その姿勢を大きく批判的に報道されることとなった。
ただしマスコミの問い合わせには2009年12月15日の夜の時点で事務所を通して「中国の歓迎行事で、なにか盛られたかも知れない」と伝えられていた。
この批判を受けて12月16日、小沢は「要するに、時期的にも(訪中は)失敗でした」
「ブレまくった民主党の、非常にぶざまな姿を全国の皆さんにさらさなければならない、ということも大変ショックで、昨日の会見のとき、ちょっと無愛想な対応になってしまったことを反省しております」と釈明し、総理鳩山も強く非難しなかった。
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