おにぎりにして食べる
千葉県では滅多に雪は降らないし、降っても10センチも積もれば大雪である。 うちのような貧農部落だけの習わしだと思うが、雪が積もった年は、雪でおにぎりを作り(中身は梅干し)一家で食べる風習があった。
今では基本的には禁止の方向にある、野焼き(田んぼ・畑の害虫駆除のために冬場に野を焼く)の後に雪が降ると、越冬する虫を雪で冷凍死させて駆除に役立つ??そんな役割を持っていたようで、そんな雪への感謝の現れなのだと思う。
雪のおにぎりなんてネタだろうと思われる方も多いだろうが、オニギリと言っても堅くガチガチに握るのではなくて、軽く握ったおにぎりなので、ブルブル震えつつ頬張るうちに、だんだんと温かい白いご飯のように思えて唾液が出てくる不思議な食卓だった。
いま思うと、雪をご飯に見立てると言うのは、ロクに満足な飯を食うことのできなかった貧乏部落の知恵??だったのかもしれない。
雪・やコンコン!!
・・・そのおにぎりを食べた翌朝は、必ず寝ションベンをしたものだ!!
ブログネタ: 「雪遊び」といえば何?
これくらいの遊びしかなかった@
雪をおにぎりにして食うなんて風習は、もちろんないが、きれいな部分をすくって食べたりするくらいしか遊びはなかった。(でもありそうな気もする)
落語の長屋の花見ならぬ、貧村の雪見??
第一、雪だるまが作れるほどの大雪??なんて滅多になかったから・・
でも、去年の暖冬の反動で??ことしあたりは大雪が降るか???
↓チンパンジーは雪のおにぎりを食べる 私の頭も発想がチンパン並みだな
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=tama&link_num=8315
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