新聞休刊日に知る恋闕(れんけつ)
新聞が休みなんでいま電車のなかで月刊kなあウイルのゴーセンを読んでいるが初めて聞いた言葉。
今度古本探して読んでみようと思う
恋闕(れんけつ)
昭和55年3刷・黒崎貞明・日本工業新聞社・391P・程度D多数のシミあり・定価1575円
「恋闕(れんけつ)」とは「皇室を恋い慕う」という意味。著者・黒崎貞明は226事件に連座して軍法会議に送致されたが不起訴となった。収監中に同志が銃 殺刑となった。「天皇陛下万歳」という叫びとバリバリという軽機の偽装音に混じって弱装薬を使った銃殺用の射撃音。やがて静かになった。刑場の方に向かっ て正座した著者は怒髪天を衝いていた。もともと県知事志望だった著者。一高と陸士の両方合格したが一高の合格通知が遅れたため陸士に入学した。陸軍は後に 著者を復隊させ陸大合格の拒否もしなかった。終戦近くには陸軍の要職に着き終戦工作や組閣に尽力した。元陸軍中佐。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~oceandou/nihonrikugunsenki2.html
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