靖国神社参拝を中国が恐れる理由 月刊WILL2月号
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0609&f=politics_0609_007.shtml
菅首相は「靖国神社に参拝しない」…中国で発言報道相次ぐ
中国新聞社は9日付で、「菅直人氏は、靖国神社に参拝しないことを強調」との見出しで、これまでの菅首相の言行を集めた解説記事を発表した。政治歴上、米軍基地問題については発言の変遷があったと指摘する一方、靖国神社問題では「首相になった場合、参拝しない」と繰り返してきたと紹介した。
沖縄の米軍基地問題では、民主党代表だった2003年11月、同県那覇市で行った記者会見で「米国海兵隊基地と人員が沖縄から撤退してこそ、東アジアの安全が維持できる」と発言したと紹介。
対米関係で、「米国に追随しない自立外交」、「アジアに軸足を置く」と発言してきたが、4日の民主党大兵選挙の直前には「日本の外交は日米関係を機軸に、安定しない東アジア情勢に対処」などと述べたと、菅首相の発言に変化があったことを指摘した。
靖国神社問題では再三にわたり「首相になったとしたら、靖国神社参拝はしない。(戦没者慰霊のための)国立霊園の建設を推進し、完成後には参拝する」と発言したと紹介した。
同記事は、多くの中国メディアが転載した。(編集担当:如月隼人)
2010年6月9日(水)日本経済新聞 朝刊より
TODAY1 ∞ 14版 国際1
今朝の日経読んで、なんだ???と思った人も多いと思うが、14面の管政権始動・・で「海外専門家に聞く」というコーナーに乗ってたのが上の写真の記事(クリックで拡大)
内容は直接的に首相の靖国神社参拝はヤメロ・・前原ではイカンとゲンメイしたもの
中国政府が、それほどまでに日本の首相の靖国参拝を問題にするのは、朝日新聞の加藤記者の火つけ記事にもよるが、ホントの理由はコレだろう ↓
WILL 2月号 渡辺昇一さんと、櫻井よしこさんの対談から
渡部昇一
なぜ中国政府は首相を靖国神社に参拝させたくないのか。評論家の石平さんとお話しした時に、その理由が分かりました。彼は日本に来る前に、中国で散々「日本人は怖いぞ」と言われていた。何が怖いのかというと、「あいつらは死ぬのが怖くないんだ」といわれたそうです。
それを聞いて分かりました。中国は日清戦争以来、日本に負け続けていて、十倍以上の戦力があっても勝てなかった。一体どうして負けるのかと考えていたんですね。そこで、日本人が死を恐れずに「吶喊(とつかん)」してくるからだと気付いたわけです。「自分たちはどうしても死が怖い。死にたくない。誰も命が惜しいはずなのに、どうして日本の兵隊は死を恐れないのか」と考えた時に、行き当たったのが靖国神社だった。靖国は、「靖国に祀ってもらえる」「靖国で会おう」といった日本人の精神のよりどころです。だから、彼らは異常なまでに靖国神社を否定するんです。
櫻井よしこ
今のお話を聞いて、電気に打たれたような感じがいたしました。私は今まで中国が靖国問題を持ち出すのは、「日本に干渉し、過去の歴史を引き合いに出し、こちらの要求を飲ませて屈服させる」ための政治カードだと思っていました。
でも今のお話を聞くと、狙いはもっと深いところにあって、最後の最後の段階を、彼らは考えていたということですね。日本人が「日本国を守るためには死をも厭(いと)わない」と思う精神の根源が靖国神社であるとして、それゆえに靖国神社を潰しにかかっているという御主旨ですね。
渡部昇一
そういうことです。中国はさすがによく研究しています。
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