自衛隊ヘリ 3号機に放水開始 CH47 チヌーク 木更津
自衛隊ヘリ 3号機に放水開始
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110317/t10014729861000.html
政府の対策本部からの要請を受けて、自衛隊は、17日午前10時前、福島第一原子力発電所の3号機へのヘリコプターからの水の投下を始めました。
福島第一原子力発電所では、3号機と4号機の使用済み燃料を保管したプールが冷却できない状態になってい て、このままの状態が続くと放射性物質が外部に漏れ出すおそれがあることから、政府の対策本部は、自衛隊と警察に冷却作業を行うよう要請し、このうち3号 機については、自衛隊が上空のヘリコプターによる水の投下を始めました。
福島第一原子力発電所の3号機では使用済み燃料を保管しているプールが冷却できない状態になり、水 が蒸発しているとみられています。また、4号機は、15日から16日にかけて火災が相次いで発生したほか、核燃料を入れていた保管用のプールの温度が上 がっていることが分かっており、3号機と4号機ともにこの状態が続けば、燃料が溶けて放射性物質が外部に漏れ出すおそれがあるということです。このため、 政府の対策本部では、自衛隊と警察庁に対して冷却作業を行うよう要請していました。このうち自衛隊は、16日に断念した3号機へのヘリコプターからの水の 投下を行うため、陸上自衛隊のUH60ヘリコプターを上空に向かわせて、上空の放射線量を測る「モニタリング」を行ったうえで、CH47ヘリコプター2機 を使って17日午前10時前から水の投下を始めました。7.5トンの水を投下できる容器を装備したヘリコプター2機が近くの海上から海水をくみ上げて3号 機の上にかわるがわる投下しています。また、自衛隊では、3号機に対して地上からも放水作業を行うことを決め、全国の駐屯地から自衛隊の高圧消防車11台 を現地に向かわせています。一方、4号機については、警察庁が特殊な放水車を使って地上から4号機のプールの中に水を入れて冷却することにしたもので、強 力な圧力で水を放水できる「高圧放水車」を保有する警視庁の機動隊に出動を指示しています。4号機については、上空からヘリコプターを使ってプールの中に 水を入れることも検討されましたが、建屋の側面の壁から放水車によって水を入れる方法がより有効と判断したとみられています。高圧放水車はすでに4号機の 近くに待機しており、機動隊員は自衛隊から借りた防護服を身に着けて放射線量を計測しながら、安全な距離を取ったうえで作業に当たるということです。自衛 隊と警察では、準備が整いしだい、安全を確認したうえ放水作業を始めることにしています。
木更津航空祭にて
焼石に水なのかも知れないが・・・祈ろう!!
頑張ってください
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