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たまには東スポ

ビートたけし「『芸人は笑いを届けることしかできない』は戯言」

…所ジョージと1000万円寄付へ(東スポ)

Tosupo

ビートたけし本紙客員編集長(64)が、東日本大震災の被災者に"東スポ義援金"
を送ることを決めた。たけしは「被災者それぞれにそれぞれの悲しみがある」
とした上で親交の深いタレントの所ジョージ(56)と2人で計1000万円を出し合う。この義援金は本紙が責任を持って、被災者の支援団体に寄付する。

「今回の震災で被災された方々には心よりお見舞い申し上げます」。たけしは神妙な面持ちでこう話したが、実は「芸人」として義援活動などを行うことには常日頃から、抵抗があったという。

「こういう時にさ『芸人は被災地に笑いを届けることしかできない』なんて意見もあるけどさ、そういうのは戯言でしかないんだよね。飯がちゃんと食えてさ、ゆっくり眠れる場所があって、初めて人間は心から笑えるんじゃないかな」。

さらに「所とも話したんだけどさ、こういう事態の時にさ、着ぐるみなんか着てやってられないよ、って。こういう時には芸人は何にもできないよ。粛々とする しかないんだよ。この震災が何とか落ち着いてから『これから頑張って立ち上がっていこう』って時に、芸人が役に立つんだ」と言い放つほど、義援活動 には積極的ではなかった。タレントたちが旗印となって募金活動を行うことにも 「そういうのも違うんじゃないかなと思ってる」と懐疑的な見方をしていた。


だが、そんなたけしも今回の大震災での被災状況の深刻さが明らかになると「何かしてあげたい」という思いが募った。そしてたけしは「こういう時は個々の悲しみに対して、想像力を働かせることが大事だ」と話すと、一呼吸置いてから次のように述べた。

「数字じゃない。この大震災で死者は1万人、もしかしたら2万人を超えてしまうかもしれない。でも『1万人』『2万人』と一括りにして考えてしまうと、被災者のことを全く理解できなくなっちゃうよ。それぞれにそれぞれの悲しみがある。個人にとっては家族や身内が死ぬことの方がつらい。その悲しみが1万人、2万人分あるってことなんだ。そう考えれば重さがわかるだろ」。

芸人として、人間として何ができるか――そればかり考えていた時、たけしと同じ考えで義援金に対しては消極的だった所から、こんな声が掛かった。「おじさん被災者のために何かできることやろうよ」。この言葉がたけしを決断させた。
2人で計1000万円を被災地に送ることが決まった瞬間だ。(田才亮) 

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