泥船から逃げた民主党議員たち
内山晃(3)=千葉7区
豊田潤多郎(2)=比例近畿
渡辺浩一郎(2)=比例東京
石田三示(1)=比例南関東
小林正枝(1)=比例東海
斎藤恭紀(1)=宮城2区
中後淳(1)=比例南関東
三輪信昭(1)=比例東海
渡辺義彦(1)=比例近畿
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111228/k10014957301000.html
民主党の小沢元代表に近い若手の衆議院議員ら9人が、野田政権が目指す消費税率の引き上げは政権公約に反しており、容認できないとして、28日午前、離党届を提出しました。
離党届を提出したのは、いずれも衆議院議員で、小沢元代表に近い▽内山晃・元総務政務官や、▽渡辺
浩一郎氏、▽豊田潤多郎氏、▽石田三示氏、▽小林正枝氏、▽中後淳氏、▽三輪信昭氏、▽渡辺義彦氏、それに鳩山元総理大臣に近い▽斎藤恭紀氏の9人です。
9人の議員は、28日午前、国会内で、樽床幹事長代行と会談し、野田政権が目指す消費税率の引き上げは、先の衆議院選挙の政権公約に反しており、容認でき
ないとして、離党届を提出しました。民主党執行部は、離党届を直ちに受理せず、慰留することにしていますが、9人は離党の意志を変えることはないとしてお
り、先の衆議院選挙で掲げた民主党の政権公約の実現を旗印に、年明けの新党結成を目指すことにしています。民主党では、今月24日に、群馬県連の会長代行
を務めていた中島政希衆議院議員が、野田政権が群馬県の八ッ場ダムの建設継続を決めたことに反発し、離党届を提出しています。これに続いて、9人の議員が
離党届を提出したことで、党の亀裂が露呈した形となり、消費税率の引き上げを含む社会保障と税の一体改革の素案の取りまとめや野田総理大臣の政権運営自体
にも影響が出るのは避けられない見通しです。
離党届を提出したあと、内山元総務政務官は記者団に対し、「消費税は、『4年間は上げない』
と言ってきたが、『上げる』とまで政府・与党の素案に明記するのはいかがかと思う。おととしの衆議院選挙で、国民と約束したマニフェストをことごとくほご
にしてしまっては、私たちの立つ瀬がなくなってしまう。私は『うそつき』と呼ばれたくないので離党することにした」と述べました。そのうえで、内山氏は
「われわれは先発であり、第1弾だと思ってもらっていい。同じ思いを持っている人はたくさんいると確信している。離党に関しては小沢元代表にも報告し、了
解してもらっていると思っている」と述べました。
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