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透明な歳月の光

2月29日の産経新聞
7面:
l 透明な歳月の光:曽野綾子女史:包丁砥ぎを自分でやる。やれば出来るという。日本人は、他力から自力へ。新しい時代の方針の一つだ。戦後の他力ボケを解消するときが来た。

安売りに殺到するという心理はいつの時代にもあっただろうが、「そんなはしたないことをするな」とか「安物買いの銭失いということもあるんだ」と教えてくれる親や世間の知恵があった。しかし今はそんなブレーキもない。
いやな空気である。安売り合戦が始まったら、必ず機械の点検その他の基本的な管理に手抜きが出る。輸送機器の場合、それは人間の生死に関わる事故につながる。そうでなくても、安売り合戦はお互いがお互いの首を絞める自殺行為だ。
理屈で説明できないような安物に飛びつく心理は、利己的で社会性がなく、恥ずかしいものだ、と誰かが公然と言うべきだ。人はすべて適切な範囲の対価を払う義務を果たして生きるのである。
http://azuki-14.blog.so-net.ne.jp/archive/20120301

安売りに殺到する行為は「はしたない」「安物買いの銭失いにつながる」というのが、かつての親や世間の知恵。

 格安運賃で旅行を売る航空会社が増える傾向は、いやな空気。安売り合戦には、必要なコストについての手抜きが出る。輸送機器の場合、人間の生死に関わること。そうでなくとも安売合戦はお互いの首を絞める自殺行為。

 物事には常識的な線があり、専門家なら徒歩、自転車、バス、列車、それぞれの旅も原価計算出来るはずで、LCCが出すような、原価計算以下の運賃は合法的でないとすべき。

 物事は基本的な理屈を通さなければならない。いくら経済のシステムは自由だと言っても安売りで競えば必ず事故につながる。そしてまともな運賃を払う他の乗客まで巻き添えにする悲劇が起こることが、この業界の特徴だ。この基本的価格による料金も払えない乗客は、旅行をする資格がないのである。

 日本は、こういう危険な航空会社の飛行機は、内外を問わず発着を禁じるくらいの措置をとれないかと素人は思う。そんなことをしたら観光業は痛手を被るし、国際間の航空協定というものもあるだろうと知ってはいるが、国民に、理屈の通らない乞食根性を植え付けるシステムは願わしくない。

 理屈で説明できないような安物に飛びつく心理は、利己的で社会性がなく、恥ずかしいものだ、と誰かが公然と言うべきだ。人は全て適切な範囲の対価を払う義務を果たして生きるのである。
http://ameblo.jp/rakudarakuo/entry-11178591280.html

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