日高屋のテイクアウト
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鳩山元首相、議員生活に未練 日本未来の党からの出馬に色気?
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121128/elc12112822360050-n1.htm
鳩山由紀夫元首相は28日夜、東京都内で開かれた新党「日本未来の党」に加わる初鹿明博前衆院議員の総決起集会に出席し、議員生活継続への未練をにじませた。
鳩山氏は「日本未来の党の考え方こそ本来の民主党の原点の発想だ」と絶賛。「なぜ鳩山も新しい流れに合流しないんだと思いますよね」と聴衆に語りかけると、大きな拍手がわき起こり「拍手をいただくと、その誘惑はたいへん強い」と述べ、衆院選出馬への意欲を見せた。鳩山氏は12月4日公示の衆院選への不出馬を決めている。
さらに、民主党が初鹿氏の選挙区に対抗馬を擁立したことに触れた上で、「私は今日、輿石東幹事長に応援に行かせてもらうと申し上げてからうかがった」と明かし、「それで結構だ」と輿石氏が述べたとも暴露し、他党の応援を容認されたと胸を張った。
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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121122/plc12112209500004-n1.htm
さらばミスター民主党 失意の鳩山氏にかつての「友」の姿なし
「ルーピー」(気が変)と呼ばれる珍奇な言動で政界をにぎわしてきた鳩山由紀夫元首相が21日、引退を表明した。夢想と現実の区別がつかず、虚言と食言で日本の国益を毀(き)損(そん)し続けたこれまでを思うと遅すぎる決断だ。とはいえ、「政権交代の立役者」(藤村修官房長官)である「ミスター民主党」が誰にも惜しまれずに孤独に去りゆく姿は、政治の非情さと諸行無常を表し感傷を禁じ得ない。
「これからも大所高所からわが党にご指導賜るようお願いした。固く二人で握手をしてお別れをした」
野田佳彦首相は鳩山氏の引退報告を受けた後、記者団にこう述べた。党執行部からは「名誉ある勇退」(細野豪志政調会長)など美辞麗句も聞こえるが、実態は自民党の安倍晋三総裁がこう喝破している。
「現政権が自分たちのイメージアップのため、鳩山氏をトカゲの尻尾切りふうに辞めざるを得なくなる方向に持っていった」
鳩山氏は今回の衆院選では、選挙区で劣勢に立たされていた。再選するには比例復活を狙うしかないが、民主党執行部は公認の条件として、鳩山氏が反対してきた消費税増税や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への賛同という「踏み絵」を突きつけていた。
真綿でくるむようにして鳩山氏を締め付け、引退へと導いたのだ。野田首相は14日の安倍氏との党首討論では「残念ながら『トラスト・ミー』という言葉が軽くなってしまった」と述べ、露骨に鳩山氏の言葉を皮肉ることすらした。
野田首相が純化を進める民主党には、もはや創設者である鳩山氏の居場所はなかったのだろう。
鳩山氏は「友愛」と「雨天の友」を座右の銘としてきた。前者は説明するまでもないが、後者は「逆境の時に支えてくれる友」という意味である。ところが現在、失意の鳩山氏のそばにかつての「友」の姿はない。
政権交代時、「側近三人衆」として周りを固めた小沢鋭仁元環境相と松野頼久元官房副長官は今や日本維新の会へと籍を移した。もう一人の平野博文元官房長官は徐々に野田首相に取り込まれ、鳩山氏とは距離を置くようになっている。
それもこれも思慮の足りない破壊的な言動で、日本の内政も外交もめちゃくちゃにした鳩山氏自身の自業自得ではある。
ただ、名門政治家の家系・大金持ちの家庭に生まれなければどうだったか。学者から政治家を志すこともなく、たくさんの友人に愛されて「ルーピー」と軽蔑されることもない人生を送っていたのではないか。
あるいはこれこそが鳩山氏の「運命」だったのか。
「世には馬(ば)鹿(か)たるべく定められた人がいて、彼ら自身が進んで馬鹿なことをするだけでなく、運命そのものがいや応なしに彼らに馬鹿なことをさせるのである」
フランス・モラリスト文学の最高峰とされるラ・ロシュフコーはこんな箴(しん)言(げん)を残した。首相退陣直後、ツイッターで「私に『裸踊り』をさせてくださった皆さん、ありがとう」とつぶやいた鳩山氏もまた、あらがいようのない時代の奔流に巻き込まれ、わけも分からず踊らされていたのかもしれない。(阿比留瑠比)
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箴言集 (しんげんしゅう)
世には馬鹿たるべく定められた人がいて、彼ら自身が進んで馬鹿なことをするだけでなく、運命そのものが否応なしに彼らに馬鹿なことをさせるのである。(309番)
馬鹿には善人になるだけの素地がない。(387番)
きちがいと馬鹿は気分でしか物を見ない。(414番)
頭のいい馬鹿ほど迷惑な者はいない。(451番)
頭がよくて馬鹿だ、ということは時どきいる。しかし、分別があって馬鹿だ、ということは絶えてない。(456番)
17世紀フランスの文学者、ラ・ロシュフコー公爵フランソワ6世
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朝日新聞用語集
・「しかし、だからといって」
ここから先が本音であるという意味
・「議論が尽くされていない」
自分たち好みの結論が出ていないという意味
・「国民の合意が得られていない」
自分たちの意見が採用されていないという意味
・「異論が噴出している」
自分たちが反対しているという意味
・「政府は何もやっていない」
自分たち好みの行動を取っていないという意味
・「内外に様々な波紋を呼んでいる」
自分たちとその仲間が騒いでいるという意味
・「心無い中傷」
自分たちが反論できない批判という意味
・「皆さんにはもっと真剣に考えてほしい」
アンケートで自分達に不利な結果が出てしまいましたという意味
・「アジア諸国」
中国、韓国および北朝鮮の事、それ以外の多くのアジアの国は含まれない
・「説明責任を果たしていない」
反対する言い訳がすべて論破され、反対理由は「説明責任」のみになってしまったという意味
・「本当の解決策を求める」
何も具体策はないがとにかく政府等のやり方はダメだという意味
・「冷静になる、落ち着く」
自分たちが今は劣勢なので、今は世論と勝負したくないという意味
・「ただ、気になることがある」
論理薄弱のため心配事の表現形式で、自社主張の「なんくせに誘導しますよ」という意味
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韓国ジョーク
・海外で悪事がバレたら日本人のふりをしろ
・コンドームを付けていれば強姦にならない
・法律やルールを守ると日本人と間違えられる
・一歩譲られたら百歩奪え
・溝に落ちた犬は食え
・渡る世間は鬼になれ
・嘘をついていないと息ができなくて死ぬ
・嘘がバレたら大声で脅せ
・手に触れたものには所有権が発生する
・イジメを始めたら相手が自殺するまでイジメ抜け
・嘘と捏造に証拠はいらない
▲韓国ってどんな国?▲
・日本からの借金が国家予算の2倍ある国。
・返すつもりのない借金をし続ける国。
・人口は日本の 1/3、面積は 1/4 、GDP は 1/10 しかない国。
・日本を嫌うことでしか自分を保てない国。
・そのくせ日本に相手にしてもらわないと即座に窮地に陥る国。
・日本を誉めた web を作った高校生を逮捕してしまう国。
・日本を目の敵にすることにのみ生きがいを感じている国。
・日本人を嫌ってるくせに、他国へ行くと日本人になりすます奴が多い国。
・日の丸のことを「使用済みナプキン」と呼んでいる国。
・日本からの借金が国家予算の2倍ある国。
・日本からの借金で軍拡してる国。
・返すつもりのない借金をし続ける国。
・日本より平均寿命が10歳ほど短い国。
・反万年の歴史上、戦争に一度も勝ったことのない国
・議論というのは大声での罵倒合戦だと思ってる国。
・他人に間違いを指摘されると、すぐに顔を真っ赤にして怒る人が大勢いる国。
・契約不履行が日常的な国。
・時間を守らないのが当たり前の国。
・何百年前の被害でも昨日のことのように恨み続けられる国。
・根拠不明な選民意識があり、黒人差別のひどい国。
・人を騙して出し抜くのを美徳とする国。
・デパートや橋が突然崩れ落ちる国。
・捏造をやらせたら世界一の国。
・柔道、剣道、華道、茶道、サッカーを創ったという文化大国。(爆笑)
・「試し腹」と称して父親が実の娘を抱き、きちんと妊娠出来る体か実験する国。
・めでたい席で披露するために、身体障害者をバカにする踊りがある国。
・本当に躊躇なく人糞を食べる国。
・海外で悪い事をすると、「ゴメンナサイ」「スイマセン」と、日本語で謝る国。
韓国は日本にとって害しかない
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中国で8日夜、NHK海外放送のニュース番組が一時中断された。同日開幕した第18回中国共産党大会関連の報道で、貧富の格差問題を取り上げ、貧しい地区の映像を流した瞬間から数分間、画面が真っ黒になった。国内の負の面の報道を望まなかったとみられる。
放送されなかった部分には、中国の民主活動家の映像も含まれていた。
尖閣諸島問題になったところで画面が元に戻った。(共同)
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警察官への暴言は、今回が初めてではなかったようだ。
10月下旬、駐車違反を取り締まった警察官に対して、逆に謝罪を強要するなど数々の暴言を自身で生配信、批判を浴びているロンドンブーツ1号2号の田村淳だが、過去にも似たような騒ぎを何度も起こしているという話が関係者から漏れている。
「視聴者の皆さん、世間を騒がせてしまって申し訳ありませんでした」
騒動の早い幕引きを図ったのだろう。レギュラー出演している情報番組『知りたがり!』(フジテレビ系)の出演を3日間自粛、11月5日に再び出演した際には目を泳がせながら謝罪したが、そんな淳に、ここぞとばかりにテレビディレクターが口を開いた。
「1 年ぐらい前にも、似たような騒ぎを起こしているんですよ。都内の警察署から番組宛てに電話がかかってきて“今回は大目に見るが、道路の使用は許可が必要” という話をされ、なんのことかと思ったら、どうやら淳さんが番組に関係なく路上で何かやっていて注意された際、番組の企画だとウソをついて、苦情を局に回 したようなんです」
ただ、スタッフらはそんな淳に頭の上がらない立場もあって、話を合わせて謝罪しておいたのだという。
「警察からは、現場で淳さんがかなりキレまくっていたという話だったので、たぶん今回の騒動みたいな感じだったんでしょう」(同)
話はこれだけではない。約3年前にも、淳が警察官を土下座させたという目撃談がある。会員制ブログに掲載された一般人の日記に、淳が野外での番組収録中に集まった群集を整理しようと訪れた警察官にキレた様子が書かれていた。
「土下座してあやまれ!!!と何度も怒鳴ってた。困り果てた若い警察官は悪くないのにしぶしぶ土下座して。でも淳は心がこもってないとかいってた。ひどすぎる」(原文ママ)
10月の騒動では職務を行う2人組の警察官に対し、淳が言葉の揚げ足を取るように相手の話を遮って逆に謝らせ、その剣幕に警官が「すいませんでした」と詫
びても「謝ってる人の言い方じゃない」「俺の仕事を侮辱した」などとチンピラのように言いがかりをつけ続けたが、過去に何度も警官を言いくるめた経験か
ら、常套手段のようになっていたのかもしれない。
さらに淳の“キレっぷり”は、仕事上でも有名だった。淳がレギュラーを務める某番組のADが証言する。
「収 録中、淳さんがアドリブでライターに火をつけたので『許可を取っていないので、それはNG』と注意したディレクターに逆切れ、突き飛ばし、唾を吐いて『な んでそんなに頭が悪いの? 答えて、ねえ、答えてよ』と、みんなの前で罵倒したんです。ほとぼりが冷めると『さっきは悪かったな』とニヤニヤして一言だけ 声をかけてましたが、そのディレクターは泣きながら辞めていきました」(AD)
また、過去には淳に「おまえ今まで何人の女と付き合ったことがある? ちゃんと答えろよ」と聞かれた30代スタッフが「ひとりもいません」と答えた翌日から姿を消したこともあったという。
6年前にはゲームセンターで店員をどつきながら罵声を浴びせた姿も多くの客が目撃、さらに8年前には飲食店でファン相手に怒鳴り散らしたことを女性誌に報じられた。
本来なら暴走する淳を周囲が止めるべきだが「淳さんの取り巻きは、彼のやることすべてに“そうだ、そうだ”と追従する人しかいない」と前出のAD。最近で はスタッフ間でも「淳がキレたら反論はせず、とにかく謝る」ということにしているというが、そんな業界内の空気が、さらに淳の態度をエスカレートさせてい るようだ。
ADは淳の謝罪を見て「本気で反省するような人じゃないですよ。自分が謝るようなことがあると、後で誰かが八つ当たりされる」と話しているが……。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw423769
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産経新聞 11月7日(水)22時4分配信
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拡大写真 |
3大学側の猛反発で窮地に追い込まれた真紀子文科相(写真:産経新聞) |
「今回(の騒動が)逆にいい宣伝になって4、5年間はブームになるかもしれない」
田中真紀子文部科学相は7日、不認可としながら一転して新設を認めた秋田公立美術大(秋田市)など3大学について、首相官邸でこう語った。不適切な発言との批判が出そうだ。
【図で見る】 大学設置認可までの流れ
3大学への認可通知は「事務的に(行う)」とし、突然の不認可判断に始まる今回の混乱について自ら大学側に説明するかは明らかにしなかった。
いったんは不認可とした判断については「私には日本の教育のあるべき姿についてイメージがあり、文科相を拝命して(役所の)中からだったらブレークスルー(突破口)をつくれると思った」と説明した。
さらに「(大学の)経営者が代わって、借金ができたりしないように応援しないといけない」とも指摘した。
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田中真紀子文部科学相が秋田公立美術大(秋田市)など3大学の新設を不認可とした問題で、田中文科相は7日、衆院文部 科学委員会で「本委員会での審議や諸般の事情もかんがみ、現行制度にのっとり適切に対応する」と述べ、一転して新設を認可する考えを表明した。3校側の反 発や訴訟リスクのほか、野党だけでなく与党からも即時撤回を求める声が強まったことから判断を覆した。
田中文科相の不認可判断は、3校側や受験生らに加え、文科行政に大きな混乱を招いており、野党側は政治責任を厳しく追及していくとみられる。
ほかの2校は、札幌保健医療大(札幌市)と岡崎女子大(愛知県岡崎市)。
田中文科相は2日、「大学設置認可の在り方を抜本的に見直す」と発言し、設置認可手続きを厳格化する考えを表明。「見直しを先送りにしたままの新設は認められない」として3大学を不認可とした。
しかし公私立大の設置を審査する大学設置・学校法人審議会は、法令上の問題がないことから「新設を認める」と1日に答申していたため、既に校舎の整備や学生募集の準備を進めていた大学側は「理不尽だ」などとして、いずれも法的措置の検討を表明するなど強く反発していた。
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神奈川県警伊勢佐木署は12日、売春防止法違反(勧誘)の疑いで、
横浜市南区二葉町、韓国籍の無職、朴玉子容疑者(73)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は12日未明、横浜市中区のラブホテル近くの歩道で、
私服で取り締まりをしていた伊勢佐木署員に売春目的で声を掛け誘った疑い。
同署によると、生活保護を受け取りながら、週に3人ほど客を取っていたという。
年齢より若く見え、捜査幹部は「暗がりだったら分からなかったのではないか」と話している。
2012.10.12 11:31
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121012/crm12101211330004-n1.htm
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海洋監視隊「志願者ゼロ」は「愛国心」と無関係(2)=中国
2013年度の中国国家公務員試験の応募が締め切りを迎えた。国家公務員局が10月24日に発表したデータによると、応募者がゼロだった役職は132あり、うち5つが国家海洋局東海分局が募集した、東シナ海での巡視活動に携わる「海洋監視船船員」だったことが注目を集めた。ネットでは、志望者がいなかったのは、尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題の影響であると推測する声が上がっている。中国網日本語版(チャイナネット)は1日、「志願者ゼロ」は「愛国心」と無関係だと論じる記事を掲載した。以下は同記事より。
また、海洋監視隊第4支隊の「海洋監視船船員」も、3名の採用枠に対し、資格審査に合格した応募者は41名もいた。このことからわかるように、実際は30の役職に対し、「志願者ゼロ」だったのはわずか5つで、「海洋監視隊への志願者はゼロ」ということでは決してない。
では、この5つの役職にはなぜ志願者がいなかったのか。まず考えられるのは、応募システムの審査プロセスだが、資格審査に合格できなければ、合格応募者として最終的な採用試験には参加できないため、対外的には応募者はゼロだと公表されるが、応募者が1人もいなかったわけではない。
次に、同じ「海洋監視船船員」であっても、この5つの役職は要求条件が高いのだ。例えば、「甲種船長(一級)免許」や「甲種一等航海士免許」を持っていることが求められており、新卒の大学生ではこれらの免許を持っている人はほとんどいないだろう。そのうえ、これらの免許を持っている人のほとんどがすでに、国家公務員試験の年齢の上限35歳を超えているのではないだろうか。あるいはすでに満足のいく所得と安定した職業を持っており、海洋監視隊に魅力を感じないのかもしれない。
これらを総合して見ても、海洋監視隊が「志願者ゼロ」だったことと「愛国心」とはまったく関係がなく、採用側と応募側双方の選択によって発生した自然な現象である。国家公務員試験は狭き門だが、毎年、応募者が1人もいない役職が必ずある。それに対し、過敏に反応する必要はまったくない。(完結)
中国、尖閣攻防の士気凋落 海洋監視船の志望者は「ゼロ」
中国は連日、沖縄県・尖閣諸島周辺の日本領海や接続水域に海洋監視船や漁業監視船を侵入させ、主権侵害を続けている。その背後に中国海軍が控えているのは明白で、日本の海上自衛隊は万全の警戒態勢を敷いている。イージス艦や潜水艦などの装備や練度では、圧倒的に海上自衛隊が優勢といわれるが、実は士気・モラルの面でも人民解放軍の大劣勢が指摘されている。
「東シナ海の監視船員、中国で志望者ゼロ」「尖閣問題で忌避か」
中国で最近締め切られた国家公務員試験の申し込みで、東シナ海での巡視活動に当たる国家海洋局東海分局の海洋監視船員を6人募集したところ「志望者ゼロ」だったと、日経新聞が先月29日報じた。尖閣をめぐり日中対立が激しくなるなか、危険と判断する若者が多かったとみられる。
国家海洋局は、中国の最高行政機関・国務院につながる組織だが、人民解放軍の影響を強く受けている。海洋監視船は基本的に、軍艦を白く塗っただけとされる。
一方、日本の海を守る海上保安学校の入学試験は春と秋の2回実施され、過去2年は春秋合わせて約1万人だったが、尖閣周辺海域での海上保安官の活躍に刺激されてか、今年度は前年の1・5倍、過去最多の約1万6000人に急増した。
中国事情に詳しい評論家の宮崎正弘氏は「志願者ゼロとは、実に分かりやすい。中国人の民族性を表している」といい、こう続けた。
「中国軍の士気はもともと低い。昔から言葉だけは勇ましいが、日中戦争でも『突撃!』と命じた司令官が真っ先に逃げていた。兵隊も逃げると後ろから撃たれるから従軍していた者も多い。日本人の持つ『使命感』や『忠誠心』はほぼ見られない。現在の海洋監視船も、軍からノルマを与えられているうえ、日本の海上保安庁が攻撃してこないと知っているから領海侵犯を繰り返している。ただ、『日中が激突すれば危ない』とも分かっているため、若者は志願しなかったのだろう」
中国軍人の士気・モラルについて、陸軍士官学校を卒業後、戦闘機パイロットとして特別攻撃隊「神鷲124隊」隊長を務め、戦後は復員省史実部や法務調査部に勤務した古野直也氏は著書「中国幻想」(K&Kプレス)で、こんなエピソードを紹介している。
《1922年(注、24年との文献あり)に孫文は広東に黄埔軍学校(=中華民国陸軍の士官養成学校)を創立した。(中略)蒋(介石)校長は生徒への訓示で、『よく勉強して軍務に励めば大金が手に入って諸君の生活は向上するであろう』と述べている》
士官といえば幹部軍人である。その候補生に心構えを説くのに、金銭を餌にするしかなかった、というのだ。
79年、中国のベトナム侵攻で中越戦争が勃発した。中国は人海戦術で圧倒しようとしたが、ベトナムは米国相手の戦争で戦闘慣れしており、中国軍に甚大な損害を与えた。結局、中国軍は1カ月足らずで撤退した。
中国は「わが国が勝利した」と主張するが、各国の軍事専門家は「ベトナムが中国を痛い目に遭わせて追い払った」「中国軍は戦闘経験も未熟で、兵士の士気も低く、略奪行為も多かった」と分析している。
現在、中国軍は近代化された。ただ、軍の腐敗・規律の低さは深刻だ。
今年3月、軍所有地や兵舎管理などを担当する中将が解任された。当時の報道では、中将は約20億元(約260億円)という上海の軍用地や住宅を無断で転売し、巨額の利益を得ていたという。
直後、胡錦濤国家主席は全国人民代表大会の軍代表団全体会議で「軍隊の反腐敗を強化し、軍隊の党組織と幹部の清潔さを維持しなければならない」と訴えた。
沖縄・南西諸島地域の領空を守る航空自衛隊南西航空混成団司令を務めた佐藤守・元空将は「日本は戦闘機や護衛艦などの装備面でも優れているうえ、士気の面でも中国とは比較にならない」といい、こう解説する。
「人民解放軍は中国共産党の軍隊。腐敗した党への不満が高まるなか、軍に応募してくる若者は少ない。一人っ子政策の影響で、軍人の親は『党に人質を取られた』と思っている。中国の愛国教育は、日本とはまったく違う。外に敵(=日本)をつくり、国内の不満をそらす手段。自衛官の多くは今でも『国のために死ねる』という思いがあるが、中国軍人には『自分が犠牲になる』という気持ちはないだろう」
そして、日本の政府首脳にアドバイスする。
「中国人が事実と違う歴史問題などを持ち出して、大声で騒ぎ立てるのは常套手段。それに沈黙してはダメだ。腹をくくって『やるならやるぞ』ぐらいの気合を見せるべき。一般兵士と軍幹部、一般国民と共産党を分裂させるような、戦略的思考で対応すべきだ」
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自分はイケてるぞアピールからは腐臭がただよう…“見るに耐えない”コミュニケーション
宮台:今お話したオフラインとオンラインのコミュニケーションの違いを踏まえていうと、
ツイッターのフォロワー数を競うとか、Facebookのお友達が何人いるかを自慢するなんていうのは、
僕にとっては何を意味するのかまったくわかりません。
嫌なのは、「自分は友達多いぞアピール」や「自分は知的だぞアピール」や「自分はイケてるぞアピール」の浅ましさです。
要は「自分はすごいぞアピール」。人を幸せにすることじゃなく、自分が幸せになることだけ考える連中から漂う腐臭が、嫌なんです。
僕ががとりわけツイッターよりもFacebookが嫌なのは、
個人のプライバシーを開陳する形をとるFacebookのほうが、腐臭が漂いやすいからです。
日本人のリーダー層、つまりイノベーター層とアーリーアダブター層がFacebookを嫌う理由も、そこにあると思います。
――その「自分はイケてるぞアピール」は、世界でも行われているのですか?
宮台:ヨーロッパやアメリカの人たちには、元々は貴族文化に由来する社交の伝統があります。
知らない人たちの間で互いの尊厳を保ちつつ関係を深める作法です。
だから、知り合いしか前提にできない日本人の大方がやるような、杜撰なアピールをしないんです。
三年前にアメリカの大学で連続講演をしたとき、日本の2ちゃんねるに似たサイトがあるものの全然広がらない理由を尋ねると、
「逆にアメリカ人の我々から見ると、なんで2ちゃんねるにああいう書き込みができるのかわからない」と問い返されました。
「アメリカだと、匿名性に守られて居丈高に誹謗中傷すると、友達がいないか、頭が悪いか、性格がチキンか、
どれかだというふうに思われるので、とてもじゃないが2ちゃんねるのような書き込みはできない」と言われました。
本質的なコメントだと思いませんか
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