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お好み牛玉丼 すき家 8月1日 発売

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8月のバレエは中止

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高級かつ重

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焼津の半次 

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韓非子の予言、菅元首相にピタリ

「亡国の君主」-韓非子の予言、菅元首相にピタリ

2013.7.25 13:16 (1/2ページ)

 民主党執行部から議員辞職と離党を勧告された菅直人元首相の24日の党常任幹事会での様子を取材した。目をいからせ、口をとがらせた不服そうな表情からは、「反省」している様子は読み取れなかった。

 所属政党に迷惑をかけようと支持者を混乱させようと、思いのままにわが道をゆく。執行部の立場も、巻き添えを食った候補者らの気持ちも一切考慮しないという驚くべき潔さだ。

 「私は理屈は立つけれど、どうも情が足りないとみられている」

 振り返れば菅氏は首相当時の街頭演説で、こう自己分析していた。本当に理屈が立つのかは怪しいが、中国・戦国時代の法家思想の大成者である韓非子が「天下を治むるは、必ず人情に因る」と指摘した政治の要諦とはほど遠い指導者だったのは間違いない。

 そして韓非子が説く「亡国の君主」の類型は、約2200年も前に書かれたにもかかわらず、まるで予言のように現代の菅氏にぴたりと重なるのである。

 《君主がねじけてかたくなで人と和合せず、諫(かん)言(げん)に逆らって人に勝つことを好み、国家のことを考えないで、軽率な行動で自信たっぷりという場合は、その国は滅びるであろう》

 参院選で菅氏は、東京選挙区候補を一本化した執行部の「苦渋の選択」(海江田万里代表)に造反した。細野豪志幹事長に「しばらく黙って」と制止されても公認を外れた無所属候補を支援し、共倒れを招いた。

 党改革創生本部が2月の総括で、昨年の衆院選での大敗の一因を「重要な局面での幹部のバラバラな行動や発言」と例示したにもかかわらずである。

「私は民主党の原発ゼロに本気で取り組んでいる候補だけを応援する」

 おまけに菅氏は7月3日付のブログではこう自信たっぷりに宣言していた。

 《君主がせっかちで気が短く、軽率で事を起こしやすく、すぐに激怒して前後の見さかいもなくなるという場合は、その国は滅びるであろう》

  東電福島第1原発の吉田昌郎元所長が9日に死去すると、菅氏は自身の原発事故対応を批判した安倍晋三首相への攻撃を強めた。書き募るうちにだんだんと熱く なったらしく、16日には、安倍氏が2年以上前のメールマガジンに書いた記事は名誉毀(き)損(そん)だとして、突如として訴訟を起こす。

 元首相が現職首相を、しかも選挙期間中に訴えること自体、極めて異例だ。これに首相側が「いちいち相手をしていられない」(周辺)と完全無視を決め込んだところ、菅氏は17日付のブログで独り勝ち誇った。

 「安倍総理はまともに答えられないので黙っているのだと思う」

 あまつさえ19日には、比例代表で自民党候補に投票しないよう呼び掛ける「落選運動」を始め、「元首相ともあろう人が…」と有権者の顰(ひん)蹙(しゅく)を買った。菅氏が期待したような効果があったとは思えない。

 《過失をおかしながら忠臣のことばを聴きいれず、一人で自分の思ったとおりにしていると、名声を失って人の笑いものになっていく始まりである》

 その通り、今や菅氏の名声はしぼむ一方だ。これ以上「元首相」の肩書を軽くしないためにも、勧告に従いバッジを外して市井の市民運動家に戻ってもらいたい。(政治部編集委員)

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二階堂COMから

 
貴様ら!俺の言うことを聞いてみませんか? | 2013-7-24 09:04

■ 米兵の目にも「不細工」だった朝鮮人慰安婦

「尋問により判明したところでは、平均的な朝鮮人慰安婦は25歳くらいで、無教育、幼稚、気まぐれ、そして、わがままである。慰安婦は、日本的基準からいっても白人的基準からいっても、美人ではない。とかく自己中心的で、自分のことばかり話したがる。」

米国国立公文書館には、こんなぶっちゃけレポートも保管されているんですねw

 

 

27 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2013/07/23(火) 09:59:34.77 ID:MrUGFnsp

慰安婦が高給取りの戦時売春婦である証拠の「尋問調書」は本物だった事が発覚!

 

以前より慰安婦問題に関して様々な事を調べているテキサス親父が

最近発見したネット上に上がっている1944年に報告された「尋問調書」に注目した。

 

そこで、以前も竹島問題で「マッカーサー電文」が本物であるかどうかの確認を依頼したワシントンDC郊外にある「国立公文書館」へ問い合わせた。

約2週間後にそこから一通の手紙がテキサス親父に届いた。

その中には、そのネット上に上がっていた内容と同じ物の原本のコピーが同封され、間違いなく米軍が慰安婦の捕虜達に尋問した一部始終が記載されている書類だった。

この中には、次のようなことが書いてあった。

 

・慰安婦達の証言では、志願して雇用され高額の給料を貰っていた。

・街へ出かけて化粧品や洋服など好きな物を買っていた。

・時間の関係で全てのお客(兵士)にサービスができない事を悔やんでいた。

・日本人の兵士達とスポーツをしたり、ピクニックをしたり宴会をしたり様々なイベントを一緒に仲良くやっていた。

・借入金がある慰安婦は、その返済が終われば希望があれば国へ帰ることも出来た。

・日本の兵士と結婚する者もいた。

 

さらにこの尋問をした米兵の主観として「慰安婦達は、日本人の基準でも、白人の基準でも綺麗な女達ではない」と書かれている。

要するに慰安婦は「不細工」だったと言う事が書かれている。

http://texas-daddy.com/comfortwomen.html

 

726 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/23(火) 03:08:47.02 ID:oiL2twoG0

慰安婦不細工だって正式な文書に書かれているそうだ。

エラ削って目を大きくする整形がなかった時代だからだろうねえ。

 

52 名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2013/07/23(火) 02:45:50.44 ID:1vbBO+z90

字幕【テキサス親父】慰安婦は売春婦!証拠はコレだ!と親父ブチギレの巻

http://www.youtube.com/watch?v=ggQaYD37Jm4

 

以前より慰安婦問題に関して様々な事を調べているテキサス親父が

最近発見したネット上に上がっている1944年に報告された「尋問調書」に注目した。

しかし、ネット上にある物の中には、捏造された物が多く存在し、その米軍の報告書とされている物が本物であるかという疑問を持った。

そこで、以前も竹島問題で「マッカーサー電文」が本物であるかどうかの確認を依頼したワシントンDC郊外にある「国立公文書館」へ問い合わせた。

約2週間後にそこから一通の手紙がテキサス親父に届いた。

その中には、そのネット上に上がっていた内容と同じ物の原本のコピーが同封され、間違いなく米軍が慰安婦の捕虜達に尋問した一部始終が記載されている書類だった。

 

815 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/23(火) 11:11:13.18 ID:d93rfGxO0

非難決議を可決した議会にも資料を送ってくれてるそうです。

政府がやるべきことなのに・・・・!!!

 

960 名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2013/07/23(火) 10:24:53.18 ID:hdWZ3bFx0

テキサス親父が米国立国会図書館から、1944年の慰安婦米軍リポートを取り寄せてみたテキサス親父の結論

「もうこの審議は終わりだ。朝鮮人は嘘つきだ」[2013/7/22公開]

http://www.youtube.com/watch?v=ggQaYD37Jm4

 

230:Trader@Live!:2013/07/23(火) 15:59:04.78 ID:OUQ3Wqvl

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=ggQaYD37Jm4

米軍からの慰安婦情報でてるし!

 

http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1374518410/

従軍慰安婦が高給取りの戦時売春婦である証拠の「尋問調書」は本物だった事が発覚!

 

1:16文キック(やわらか銀行):2013/07/23(火) 03:40:10.06 ID:j83AClq70 ?PLT(12511) ポイント特典

http://www.youtube.com/watch?v=ggQaYD37Jm4

 

以前より慰安婦問題に関して様々な事を調べているテキサス親父が最近発見したネット上に上がっている1944年に報告された「尋問調書」に注目した。

しかし、ネット上にある物の中には、捏造された物が多く存在し、その米軍の報告書とされている物が本物であるかという疑問を持った。

そこで、以前も竹島問題で「マッカーサー電文」が本物であるかどうかの確認を依頼したワシントンDC郊外にある「国立公文書館」へ問い合わせた。

約2週間後にそこから一通の手紙がテキサス親父に届いた。

その中には、そのネット上に上がっていた内容と同じ物の原本のコピーが同封され、間違いなく米軍が慰安婦の捕虜達に尋問した一部始終が記載されている書類だった。

この中には、次のようなことが書いてあった。

 

この書類はこちらからご覧頂けます。→ http://texas-daddy.com/comfortwomen.html

http://texas-daddy.com/comfortwomen/Coverletter.jpg

http://texas-daddy.com/comfortwomen/comfort%20women%201.jpg

http://texas-daddy.com/comfortwomen/comfort%20women%202.jpg

http://texas-daddy.com/comfortwomen/comfort%20women%203.jpg

http://texas-daddy.com/comfortwomen/comfort%20women%204.jpg

http://texas-daddy.com/comfortwomen/comfort%20women%205.jpg

http://texas-daddy.com/comfortwomen/comfort%20women%206.jpg

http://texas-daddy.com/comfortwomen/comfort%20women%207.jpg

 

・慰安婦達の証言では、志願して雇用され高額の給料を貰っていた。

・街へ出かけて化粧品や洋服など好きな物を買っていた。

・時間の関係で全てのお客(兵士)にサービスができない事を悔やんでいた。

・日本人の兵士達とスポーツをしたり、ピクニックをしたり宴会をしたり様々なイベントを一緒に仲良くやっていた。

・借入金がある慰安婦は、その返済が終われば希望があれば国へ帰ることも出来た。

・日本の兵士と結婚する者もいた。

 

さらにこの尋問をした米兵の主観として「慰安婦達は、日本人の基準でも、白人の基準でも綺麗な女達ではない」と書かれている。

要するに慰安婦は「不細工」だったと言う事が書かれている。

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豚肉とレタスのサッと煮

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海の日の梨畑は真夏のベトコン

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ローソンで冷凍人間

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枯れ葉剤被害で賠償命令 韓国最高裁、米製造会社に

枯れ葉剤被害で賠償命令 韓国最高裁、米製造会社に

2013.7.13 19:05 米国

 1960~70年代にベトナム戦争に派遣された韓国軍の元兵士約1万6千人が、米軍が使用した枯れ葉剤で健康被害を受けたとして米国の枯れ葉剤製造会社2社を相手に損害賠償を求めた訴訟で、韓国最高裁は13日までに、原告39人について健康被害との因果関係を認め計約4億6600万ウォン(約4100万円)の支払いを命じた。

 韓国メディアは、枯れ葉剤被害をめぐり、製造会社の賠償責任を認めた確定判決は世界で初めてと伝えている。

 米国では、元米国人兵士らが同様の訴訟で和解した例がある。米連邦最高裁は2009年、「枯れ葉剤は人間を標的とした毒物として作られたものではない」として原告の元ベトナム人兵士らの請求を棄却したニューヨーク連邦高裁の判断を支持し、原告敗訴の判決を言い渡している。(共同)

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田舎のご馳走

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金曜日の秘境探検~土曜の朝まで

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夏のハプニング

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民主党の新聞折り込み広告 参議院選挙

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副機長「どこからか閃光を浴びて、しばらく前が見えなかった」 アシアナ機事故

韓国のアシアナ航空機が着陸に失敗して2人が死亡した事故で、操縦していたパイロットが、 
着陸直前に光で一瞬、目が見えなくなったと証言していることが分かりました。 

 NTSB・ハースマン委員長:「パイロットが見た光源が何だったのか、特定しないといけない」 
 事故機を操縦していた副機長は、NTSB=アメリカ国家運輸安全委員会の事情聴取に対して 
「着陸直前の高度約150メートルのところで、光で目が一瞬くらんだ」と話しています。NTSBは、 
これが何の光だったのかを調査しています。また、NTSBによりますと、事故当時、 
操縦していた副機長と指導役の機長は、搭乗前日は8時間の睡眠を取っていて、 
約4時間操縦した後、もう1組のパイロットと交代して十分に休息を取っていました。 
事故が起きた1時間半前に再び交代して操縦していたということです。 


事故の一部始終 
・777飛行時間40時間ちょいの副操縦士が機長に助言を求める言動あり(ボイスレコーダーより)
・初教官役となる機長は助言せず副操縦士に任せる
・管制から事故機の着陸態勢が正常でないことを知らせる通信
・やっと気づいて慌てる(ボイスレコーダーより)
・着陸やり直そうとするがもはや間に合わず尻餅→墜落w
・管制からレスキュー隊を向かわせたと通信。コックピット内火病で意味不明
・なんと墜落直後乗客を放置プレーだったことが発覚
・機内で火災発生。CA大混乱。機内で脱出用シューターが展開するなど阿鼻叫喚の地獄絵図
・乗客らが自ら別の脱出用シューター展開。CAを無視して荷物を持ったまま脱出
・乗客の誘導がまともに出来ずに緊急車両に引かれて乗客の一人が死亡
・クルーが乗客の安否確認を全くできず一時行方不明40人前後の発表。戦慄が走る
・乗客の脱出に最後まで尽力したというCAがどや顔で会見←アメリカ側不快感
・実は機内には取り残された乗客多数。彼らを助けたのは空港のレスキュー隊であったことが判明
・最後に機体内の乗客の安否確認をしたのはクルーでなく空港勤務の警察官であったことも判明

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日本共産党が大躍進

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人形は顔が猪木です

新潟のN君から懐かしいフレーズを聞いたので作ってみたが、こんなだったかどうかは知らない

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アル中と酢

恐怖のアルコール その1 (酢を昼間から飲んでいた酒豪のクラスメートの謎がようやく解けた)

 大学時代に酒豪のクラスメートがいたが、彼はよくを飲んでいた。彼の机には酢の瓶がいつも置いてあり、コップについではガブガブと飲んでいた。彼が言うには、酢がすごくうまいのだという。しかも酢を飲むと集中力が高まり勉強がはかどるのだという(そんなことあるかいな)。

  しかし、この謎が30年以上も経ってようやく解けたのであった。アルコールを飲み続けると、脳の神経細胞はアルコールの代謝産物である酢酸ばかりをエネル ギー源として利用するように変化してしまうという論文が出たのである。彼は、ブトウ糖よりも酢酸を好んで消費するようになった脳の命令に従って、昼間から 脳のエネルギー源として酢を好んで飲んでいたのだ。今、ようやくクラスメートの謎が解けたのであった。

ET-AC





 

ヘビードリンカーの脳は酢酸を取り込んでどんどん利用している
「Increased brain uptake and oxidation of acetate in heavy drinkers」

  この論文は、これまで脳はブトウ糖しかエネルギー源として積極的に利用しないと考えられていたことをくつがえすような論文である。ただし、飢餓などの際に は脳はケトン体を使用して一時的にしのぐことは既に分かっているのだが、ブトウ糖よりも酢酸を優先的に利用するようにシフトするというのは初めての発見で ある。

  一方、最近、易怒性や暴力や妄想(家族への、特に妻への被害妄想)が強くなり、物忘れや記銘力低下や見当識障害をきたし始め、一日中酒を飲み、酒がなくな ると怒り始め、酒を持ってこい!!と家族に暴力を振るうため、家族が困り果てて内科病院などから直接紹介されて入院となるような、65歳を過ぎた高齢者の ケースが増えている。精神症状は、アルコールによるものなのか、アルツハイマー病のような認知症としての疾患が生じてきているせいなのか、もはやどちらが主なのか区別し難いようなケースが増えているのであった。
 
  酒ばかりを飲み、食事はろくに食べないため、るい痩を認める(そうでない場合もある)。体はボロボロになりかけている(そうでない場合もある)。明らかに 栄養失調である(しかし、栄養失調はない場合もある)。γGTPはかなり上昇している。GPTやGOTも上昇している。高血圧、高脂血症、糖尿病が合併し ていることもある。一方、頭部CT検査では、海馬や側頭葉内側というアルツハイマー病に特徴的な部位の脳萎縮があるような無いような、微妙な所見である。 さらに、これもまた微妙であるが前頭葉にも萎縮があるように思える場合もある。おまけに、PVLやラクナ梗塞が少しあるあるような無いような、脳虚血性変 化も微妙にあるケースもある。HDS-Rも25点前後くらい。これまた微妙である。物忘れや記銘力低下や見当識障害といった認知症の中核症状も微妙。既に 認知症かと言えるような、認知症とも言えないような、とにかく微妙な段階なのである。画像所見も臨床所見も、何から何まで全てが微妙なのであった。なお、歩行障害、運動失調、眼球運動障害、意識障害などは無い(ウェルニッケ脳症を疑うような所見は無い)。作話も無いし明らかな健忘も無い(コルサコフ症候群とも診断できない)。

  定年となり、何もすることがないので暇だし、酒でも飲もうかと昼間も飲み始め・・・。朝から毎日飲むようになり、気が付いたら精神科病院に入院していまし た。定年ということがきっかけとなり、アルコールにどっぷりと浸るようになってしまったけど、かっては仕事一筋で日本を支えてきたりっぱな人です。仕事人 間だったことが、逆に徒になったとしか言いようがない、これもまた人生さと言うような、切なさ一杯の人達ばかりです。

場末のP科病院にようこそおいで下さいました。もはや手遅れかもしれませんが、一応、アルコールの解毒として1か月ほどは入院してもらいます。

  ここで、不思議なことが起こるのであった。アルコールの解毒のために入院して断酒したにも係らず、認知機能が低下していくケースがあるのであった。確か に、断酒がきっかけとなり、シャッキとして良くなるケースは多い(このパターンが一般的である)。しかし逆に、断酒中にますます崩れていくようなケースが あるのである。
 
  頭部CT検査では脳の萎縮が進行したような所見はない。画像所見上は入院時との変化はない。しかし、入院時よりも退院時のHDS-Rの方が明らかに低い (HDS-Rが5点以上も低下することがある。20点未満になることもある)。これはどう見ても認知症が進行したとしか思えない。認めたくはないが、断酒が逆効果になったとしか思えないような経過なのである。
 
 いったい、何が起こったのだ。肝機能は良くなったけど、脳機能というか、認知機能が逆に落ちてしまうのでは、入院してもらい解毒した意味があったと言えるのだろうか・・・。そして、当院ではこういったケースを密かに「アルチュハイマー病」と呼び警戒しているのであった。(しかし、最近、本当に増えている。アルチュハイマー病が。)

  入院中になぜか見当識がだんだんと悪くなっていっている。病室も覚えられない。だんだんと身の周りのことができなくなっている(遂行機能障害)。作話のよ うなことを話し始めることもある(作話がないことも多いが)。何かがおかしい。断酒中に認知症疾患に移行していっているとしか思えない。コルサコフ症候群 に移行しているのかもしれない。しかし、ビタミンB1(VB1)は多めにちゃんと飲んでもらっている(ただし、点滴ではなく 経口投与が多い。点滴を拒否する人も多いし、そうなれば拘束して点滴せねばならない。しかも、食事をちゃんと食べていたら点滴しようという判断にはなりに くい)。ウェルニッケ脳症への移行は経口からのVB1、それで十分に防げるはずだ。事実、これまでウェルニッケ脳症を疑うような所見は一度もなかった。 ウェルニッケ脳症になってもいないのに、ましてや、コルサコフ症候群に移行するはずはない。
(厚生労働省のHPより。ウェルニッケ・コルサコフ症候群の解説)
(同じく、アルコール性認知症の解説)

  さらに、入院当初は離脱症状の予防にベンゾジアゼピン系の薬剤を使用したが、その後は眠剤くらいしか使用していない。薬物は努めて使用しないようにしてい る。易怒性や暴力や妄想などが目立つ場合は、少量の非定型抗精神病薬やバルプロ酸などの抗てんかん剤は使用する。抑肝散も使用することがある。しかし、そ ういった薬剤で認知機能が落ちていくことがあるのであろうか。既に、重度のウェルニッケ脳症であるならば、飲酒・断酒とは関係なく病状が進行していき、そ ういった経過をたどらないとも限らない。しかし、ウェルニッケ脳症と診断できるような神経学的所見は入院時から全く無いのである。確かに、場末の病院だか ら、MRI検査機器はないため頭部CT検査しか実施していないのだけれど、入院前の内科系病院ではMRI検査をしており、ウェルニッケ脳症を疑うような異 常も指摘されてはいない。まあ、血中のVB1の濃度の検査はしていないので、ウェルニッケ脳症を完全に否定できた訳ではないのだが。これはまるで神経学的 所見がないウェルニッケ脳症とも呼ぶべき病状である。

 脳にも良いはずの断酒が災いとなる。認知症とまだ診断しきれないケースが、断酒によって認知症に移行する。断酒をしない方が良かったのだろうか。これはいったいどういうことなのだろうか。

 しかし、そういうことだったのかと、この論文を読んでようやくアルチュハイマー病の謎が解けたのであった。そうだ、これが原因だったのだ。

 もはや、脳が酢酸ばかりを利用し、ブドウ糖を積極的に利用しなくなっており、断酒によりエネルギー源にしていた酢酸が絶たれ、神経細胞のエネルギー産生が激減し、断酒が逆にアポトーシスを早めてしまったのだ・・・・・(;゚Д゚)。

  ウェルニッケ脳症前段階(認知症移行段階)+断酒による酢酸の供給停止に伴う脳へのエネルギー源の途絶→(ウェルニッケ脳症へ発展。しかも、このステージ をいっきに飛び越えて)→完全なる認知症(コルサコフ症候群やアルツハイマー病を含む認知機能低下をきたす病態の複雑な合併)へワープ完了。

 そこに、もし、脳血管性の変化も加われば、病態は、さらに複雑なことになるであろう。脳へのエネルギー供給の激減によって、認知症へのワープ速度はさらに加速することだろう。
 
彼には酢酸が必要だったのだ。入院中に酢をどんどん飲んでもらうべきだったのである(そんなバカな)。

この論文によれば、

  アルコール依存症とはまだ診断されていないヘビーの飲酒家HD(週に8ドリンク以上の女性、週に14ドリンク以上の男性、そして飲むとしたら1日に4ドリ ンク以上は飲む。ただし、ドリンクの定義は論文では不明。ワインをグラスに1杯くらいが1ドリンクか。日本酒にしたら1合くらいが1ドリンクか?)とライ トな飲酒家LD(週に2ドリンク未満)を被験者として採用した。そして、放射性同位元素である13Cで標識された酢酸([2-13C]acetate、AC2)を用い被験者に静脈内投与し、magnetic resonance spectroscopy(MRS)で脳内の酢酸の代謝スピード、13Cで標識された、Nアセチルアスパラギン酸N-acetylaspartate (NAA)、グルタミン酸glutamate(Glu)、グルタミンglutamine(Gln)、γ-アミノ酪酸GABAなどを解析した。これらの13Cで標識された物質は、静脈から投与した酢酸から生成されたものだと分かる仕組みである。(MRSの解析手法などは省略する)。

(この論文の著者らは既にラットによる実験にて、今回の結果をある程度予測をしていたようだ。)

 その結果、ヘビードリンカーHDは血液よりも2倍に濃縮された脳内の13Cで標識された酢酸の濃度を持ち、LDよりも2倍以上の13Cで標識されたグルタミン酸(Glu)とグルタミン(Gln)の濃度を示したのだった。さらにLDでは検出されなかった13C-GABAもHDでは検出された。

brain-ac-tca













  これらの所見は、飲酒の習慣の影響で、脳が積極的に酢酸を神経細胞内に高速にトランスポートし、酢酸を代替エネルギー源として積極的に利用するように変化 していることを意味する。その結果、グルタミン酸、グルタミン、GABAが増えていることを示唆する。グルタミン酸やグルタミンは肝性脳症の発現機序にも 関与しており、酢酸をエネルギー源とするグルタミン酸の増加などの変化はアルコールの離脱時の意識障害と関連しているのであろうか。

(肝性脳症の発生機序について)

 酢酸は、アセチル-CoAシンセターゼ(acetyl-CoA synthetase)を介してトリカルボン酸(TCA)サイクルに入り酸化される。その過程でアデノシンが 多く作られる(=adenosinergic)。アデノシンは抑制性神経伝達物質として神経細胞外に放出されて鎮静的に働く。そしてアデノシンは薬物依存 形成にも関与しており、禁断症状や離脱症状の発現にも関与していることが分かっている。断酒によりアデノシンの生成は減少し、それが離脱症状に関連してい るのかもしれない。さらにこのアデノシンが増えるというメカニズムが、飲酒への動機付けとなり、飲酒行動にさらに向かわせることになるのであろう。
(アデノシンと薬物依存に関する詳しいレビュー)

TCAcycle















 大量のアルコール摂取は低血糖につながるが、ブドウ糖の利用を減少させ、アルコールから産生された酢酸を積極的に利用することで、脳がアルコールによる低血糖という現象に対抗しているのだろう。まさに、脳のアルコールへの適応現象である。しかし逆にその適応が断酒時の徒になってしまうようだ。

(アルコールの暴露によって神経細胞のグルコース・トランスポーター・タンパク質GLUT1とGLUT3の発現が減少する。 神経細胞に存在するGLUTは、もっぱら1と3である。3がメイン。アルコールに暴露され続けば、永続的な神経細胞のブドウ糖利用の減少につながる。しか し、アセチルLカルニチンAcetyl-L-carnitineがGLUT1とGLUT3の発現減少を防止する。大酒家はアルコールによる認知障害の予防 のためにアセチルLカルニチンを内服すべきである。なお日本ではアセチルLカルニチンは未発売である。海外から個人輸入するしかない。)
(アルコールによってGLUTが減少し、BBB機能障害を誘発する。これが、古典的ウェルニッケ ・コルサコフ症候群とは区別される酸化的神経損傷や神経認知障害を引き起こす。)
(GLUT3について)
http://en.wikipedia.org/wiki/GLUT3
(酢酸の優先利用はアストロサイト内へのの酢酸のトランスポートの増加に起因する。)

 そして、確かに、入院後に何らかの離脱症状が出たほど、さらに、その離脱症状が激しければ激しいほど、 アルチュハイマー病としての経過をたどる傾向があるようにも思えるのであった。離脱症状の激しさは、それだけアルコールによる脳の代謝の変化(酢酸の利用 増加、ブドウ糖の利用減少)を反映しているのかもしれない。(なお、他の身体状況、るい痩や栄養障害などはそれほど関係はないようにも思える。とにかく一 番関係があるのは、何らかの離脱症状が出たか出なかったである。)

 さらに、論文では、深酒を繰り返すことは、脳が酢酸ばかりを消費する ようになるこの適応メカニズムが促進されるから非常に危険であり、深酒はやめねばならないと警告している。これらの現象を防ぐには、酒を飲む時はちゃんと 食事も食べてブドウ糖を減少させないようにすることが大切だと著者ら述べている。

 そして、この論文では、最後に、アルコール依存症の解毒時の禁断症状などを緩和するために酢酸を供給することが有益になるだろう。と締めくくられていた。

やはり、酢が鍵だったのだ。酒豪の大学のクラスメートが30年前に証明していたのだ。

 医局でその後、この話題になった時に、あるドクターが、そう言えば、酒飲みはポン酢が好きですよね。何にでもポン酢をかけて食べてませんか。と指摘した。ポン酢とかマヨネーズとか、そういった酢の入った味付けを好むようになったら危険なサインかもしれませんねえ。大酒飲みの病院のA部長が宴会でポン酢ばかりじゃぶじゃぶかけてましたよ。と話してした。

 私も酒は飲める方である。飲酒は週に3日。1回にだいたい350mlの缶ビール2~3本くらいの酒量か。外では殆ど飲まない。妻のおいしい手料理を食べながら自宅で飲むので、満腹になって飲めなくなってやめるのだが、しかし、飲もうと思えばいくらでも飲める。

げっ、そう言われれば、俺も最近はよくポン酢を料理にかけているではないか。こ、これは「ポン酢症候群」とも言うべき危険なサインなのかもしれない・・・。(;゚Д゚)
ところで、じゃあ、VB1はアルチュハイマー病とは関係なかったのだろうか。

(以下、続く)


(ポン酢好きのツィッター↓。ここに書き込んでいる人達、マジでやばいかも。)
https://twitter.com/anything_ponzu

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